高齢者と呼ばれる年齢になると、今まで住んでいた家が夫婦だけ、あるいは一人だけで住むには広いと感じるようになる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
広い家に住んでいたのは子ども達も一緒に住んでいたからこそであり、管理ができなくなった家を離れて、もう少し狭くても良いから便利な場所への引っ越しを検討する、というケースが見られます。
そして実際に引っ越すときによくあるのが、管理が楽なフローリングの物件を選ぶパターンです。
今回は、そのときにおすすめしたい、タイルカーペットについてご紹介します。
高齢者がタイルカーペットを使うメリットとは
タイルカーペットは、「お洒落なインテリア」のように思われていますが、実はそれだけではないのです。
高齢者だからこそ、使うことを検討してほしいメリットがあります。
メリットとして、転倒したときの衝撃を吸収してくれることが挙げられます。
高齢になるにつれ、寝たきりになってしまうことが心配だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
例えば、転倒により骨折してしまい、そこから寝たきりになってしまった、という話を聞いたこともあるでしょう。
高齢になって骨が脆くなっていることを失念し、足が若い頃のように上がらないと意識せずに転倒してしまい、咄嗟についた手が折れたり、足の骨が折れたりすることは珍しくありません。
床がタイルカーペットだと、転倒してしまったときの衝撃を吸収してくれます。
もちろん、全ての転倒事故による骨折を防いでくれるというわけにはいきません。
しかし、強い衝撃で骨が折れるところだったのを、痣で済んだり、捻挫で済んだりしたケースもあります。
そのため、普通のカーペットに代わり、タイルカーペットを使用することを考えてみてはいかがでしょうか。
高齢者におすすめしたいタイルカーペット!どうやって使うの?
タイルカーペットは、1枚1枚手作業で敷かなくてはならなくて大変そう、と思うかもしれません。
しかし、逆に言えば、それもメリットになるのです。
つまり、大掛かりな工事を入れなくても、自分でこつこつと敷いていくことができます。
高齢者の自分には腰を曲げ続ける作業は難しい……と言うのであれば、子世代に手伝ってもらえば、家の広さにもよりますが休日の半日もあれば敷き終えることも可能です。
さらには、タイル状ですから、家の広さに合わせて必要な分だけ購入することもできます。
時には、タイルカーペットの幅が少し余ってしまう、ということもありますが、布製なので園芸用のハサミでカットすることが可能であることも嬉しいポイントです。
まとめ
高齢者こそタイルカーペットの導入をということで、タイルカーペットのメリットをご紹介してきました。
高齢者の転倒事故、そこからの寝たきりを防ぎ、いつまでも元気で暮らすための一環として、タイルカーペットは役に立ちます。
手すりをつけたり、段差を無くしたりといったバリアフリーの工事も、高齢者には有り難いものです。
しかし、足元の素材を、「衝撃を吸収して柔らかすぎず歩きやすい素材にする」ということは、案外盲点ではないでしょうか。
これから新しい家に引っ越そうとお考えの方はぜひ、タイルカーペットを使用することを検討してみてくださいね。
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お引越しの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。