最近話題の戸建て「ZEH(ゼッチ)」をご存知ですか?
地球環境保全のために、省エネルギー住宅の基準は今後厳しくなっていくことが予想されます。
そのため、これからはZEHが標準という戸建てがどんどん増えていくことでしょう。
今回はZEHとはどんな戸建てなのか、実現するためのポイントについてご紹介します。
ZEHは次世代の新しい戸建て
ZEHは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)」のことで、創り出す再生可能エネルギー量と消費するエネルギー量が、プラマイゼロになることを目指した住まいです。
これまでも高気密・高断熱性能を備えた省エネ住宅はありましたが、ZEHは単純に使うエネルギーを削減するだけでなく、自ら創り出すこと=創エネルギーも目的としています。
現在ZEHは、新築戸建てを中心に普及しつつありますが、その数はまだまだ十分とは言えません。
そのため国は、2020年までに標準的な新築住宅でZEHを実現させること、さらには2023年までに新築住宅の平均で実現させることを目標に掲げています。
戸建てでZEHを実現するための3つのポイントとは
戸建てを購入する際にZEHも実現するには、断熱・省エネ・創エネの3つが重要なポイントとなります。
まず断熱は、戸建ての断熱性能を高めて夏は涼しく、冬は暖かい住まいにすることです。
断熱性能を高めることは、余分に消費するエネルギー量の削減にもつながります。
次に省エネですが、これにはHEMS(Home Energy Management System)が欠かせません。
HEMSは、自宅で創った電気量と消費している電気量をモニターなどで確認できます。
つまり、供給と消費が目で見て分かりやすく管理(マネジメント)されているため、使いすぎないように調整しやすくなります。
そして創エネは、先ほど挙げた太陽光発電を使って電気を創ります。
なお、創った電力の一部を蓄えておいて、日中の発電時間以外はそこから電気を使うことも推奨されていますよ。
ZEHの戸建てに適したオール電化
エコに対応した住宅設備の代表例といえば、オール電化ではないでしょうか。
オール電化とは、家中の熱源を全て電気で賄う設備のことです。
ガス併用住宅の場合、料理を作る時やお風呂のお湯を沸かす時などに二酸化炭素が発生します。
その点、オール電化はガスを使わないため二酸化炭素を抑制でき、家の中の空気をきれいに保ちやすくなるというメリットがあります。
空気を汚さない暮らしは、まさしく環境にやさしいエコな暮らしです。
なおオール電化は電気が熱源なので、「停電すると使えないのでは?」と心配される方もいらっしゃるでしょう。
ZEH対応の戸建ては、先述のように屋根に設置した太陽光発電で電気を創って使わない分は蓄電池に貯めておけるため、停電時は蓄えていた分の電気を使うことができます。
そのため、停電しても普段どおりの生活を送れるので安心です。
まとめ
いかがでしたか?
人だけでなく、環境にも配慮した次世代の住まいの実現に欠かせないZEH。
これから新築戸建てを購入する方はぜひ、ZEHを導入してみましょう。
私たち工藤不動産株式会社では、神奈川県内に新築戸建てを多数ご用意しております。
不動産の購入をお考えの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。