賃貸物件を借りる際、一般的に賃貸情報をネットや情報誌で見ますよね。
その際、気にされる情報は家賃や間取りや設備の他に、物件から最寄り駅までの徒歩の所要時間があります。
では、最寄り駅までの所要時間、あなたならどのくらいが許容範囲ですか?
今回は、その気になる所要時間の一般的な許容範囲についてご紹介します。
賃貸物件から駅までの徒歩距離①:所要時間はどこまで許せる?
借りる予定の賃貸物件から駅までの徒歩での所要時間について、短ければ短いに越したことはないかと思います。
しかし、当然ながら駅から距離が近ければ、家賃はそれ相応の値段になりますし、生活環境にも好みが分かれます。
では徒歩ではこの時間でも大丈夫と思う方が多い時間は、どのくらいなのでしょうか。
20代と40代の男女にアンケートをとってみたところ、どちらの世代・性別でも5分から10分未満の所要時間のところに賃貸を契約しているとのことでした。
男女だけで見てみると、男性では5分から10分未満の次に10分以上の場所に住んでいる方が多く、女性は逆に5分未満の場所に住んでいる方が多い特徴があります。
これは男性だと体力的な点から距離があっても構わないという考えと、女性だと治安や帰宅時の安全面から駅に近い場所を選ぶ傾向にあるのかと考えられます。
賃貸物件から駅までの徒歩距離②:選択肢を狭める可能性も
皆さんにも理想の範囲があるかと思います。
しかしそれにこだわっていると、なかなか物件を決められないで後々後悔する可能性もあるのです。
賃貸物件を探す範囲を設定する際、所要時間が短ければ対象のお部屋も少なくなります。
また先に説明した通り、家賃が上がったり、設備が限られた物件になる可能性も。
範囲をもう一回り広めれば対象の物件も増える可能性があるので、所要時間を除けば理想の物件が見つかるかもしれません。
自分が理想とした所要時間にこだわらず、優先順位を決めて範囲をひろげて選ぶのも良いかもしれません。
あとは、実際に歩いてみることが大事です。
情報の徒歩○○分だけでは、実際の距離感はわからない可能性があります。
所要時間がかからなくても複雑な道のりにある物件かもしれませんし、所要時間がかかっても道がわかりやすく、行きやすい可能性もあります。
住もうとするエリアを実際に歩いてみて、範囲を設定するようにしましょう。
賃貸物件の徒歩の許容範囲はさまざまですが、あまりこだわりすぎるといい物件選びができない可能性があります。
実際に歩いてみたりして、どの程度までの時間・距離が許せるか把握するようにしましょう。