最近、学生や一人暮らしの社会人の間でライフスタイルの一つである「ミニマリスト」が話題となっています。
では、ミニマリストとはどのようなライフスタイルなのでしょうか?
そして、それを実践することで、どのような生活を過ごすことができるのでしょうか?
今回は、ミニマリストというライフスタイルと、実践するためのポイントを紹介します。
一人暮らしのミニマリストとはどのようなライフスタイルか?
ミニマリストとは、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限のモノだけで暮らす人を指します。
大量のモノと大量の情報があふれる現代社会の中で、たくさんのモノや情報を手に入れても満たされなかったり、生きづらさを感じたりする人が増えてきました。
そのため、「自分にとって本当に必要なものだけを持つことで、かえって豊かに生きることができる」という考え方が2010年頃から海外を中心に広まり、その後、日本でも学生や一人暮らしの社会人を中心に、実践する人が増えたと言われています。
一人暮らしのミニマリストを実践するポイント:最低限の家電や家具で過ごす
モノを減らせばその分出費を抑えることができます。
例えば、モノを減らすと持ち物が減るので置く場所も必要としません。
それに伴い必要な家具も減り、初期投資を抑えることができます。
また、下手に家具を部屋に置くと「空間を埋めよう」という気持ちが働き、かえってモノが増えてしまいます。
このため、洋服もクローゼットに余裕をもって収納できる分だけを用意すれば、収納用のタンスを置かずに済みます。
家電も同様です。
例えば、テレビや電子レンジがなくても生活はできます。
買った食材を都度使いきることを心がければ、冷蔵庫も必要ありません。
ただ、風邪を引くとまずいので、風呂あがりに髪を乾かすドライヤーと寒い冬場を過ごすための電気毛布などは用意した方がよいでしょう。
このように、「本当に生活に大きく関わる家具や家電を選び、それ以外のものは置かない」というのがポイントです。
家具や家電を大幅に減らせばその分だけ出費を抑えることができ、1Kといった一人暮らしの狭い部屋でも十分に暮らすことができます。
まとめ
今回は「ミニマリスト」を紹介しましたが、いかがでしたか?
大量生産・大量消費の現代において、持ち物をできるだけ減らして最小限の持ち物で過ごすことで、かえって豊かに暮らすことができるという新しいライフスタイルです。
日本でも、学生や一人暮らしの社会人を中心に、実践する人が多く出ています。