保土ケ谷は、名前に「谷」ついているように、実は横浜には「谷」がついている地名が多く、実際に坂が多いことを知らない方も多いかもしれません。
今回はそんな保土ケ谷の坂と、健康促進の関係についてまとめてみました。
坂の多い保土ケ谷と健康促進:権太坂の由来
保土ケ谷の地名の由来は諸説あり、「谷」がついているのはただの訛りの結果だという説もありますが、実際に起伏に富んだ地形を持つ地域です。
西区、中区、南区と、横浜には坂がたくさんありますが、それは保土ケ谷区も同じです。
坂にそれぞれ名称がつけられているなかで、有名なのは「権太坂」です。
名前の由来には2説あり、藤田権左ヱ門が坂を開くように代官に指図され、一番のくわ入れを行ったことから名づけられた節、耳の遠い老人が旅人に坂の名前を聞かれ「ごんたでございます」と自らの名前を答えたことから名づけられた説があるとのことです。
権太坂の他にも、レンガ坂、ビール坂、神戸坂、七曲坂、いわな坂、神奈川坂、りょうけ坂など、多くの坂が保土ケ谷には存在します。
坂の多い保土ケ谷と健康促進:坂を歩くだけで健康促進になる
近年、東京医科歯科大学の藤原武男教授を筆頭著者とする論文が発表され、なんと地域の坂の傾斜が1.5度上がると コントロール不良の糖尿病リスクが18%も低下するということです。
坂が多いことが生活の利便性を奪うというネガティブな意見の中で、健康促進につながる事実は特筆すべき事実でしょう。
もちろん、高齢者だけではなく、子どもやメタボリックシンドロームに悩む成人まで、多くの方の健康促進につながることになると言えます。
昨今では電動機付き自転車が普及していますが、坂道を自転車や徒歩で上り下りするだけでも大きな負荷が体にかかります。
このことからも、坂が多い地域に住むことは、運動不足を解消し、健康促進につながることがお分かりいただけると思います。
まとめ
坂が多い横浜市の中でも、保土ケ谷区も権太坂を始めとして多くの坂を有する街です。
坂が多いことで決して住みにくいというわけではなく、日々の運動量を増加させることが健康の促進となり、成人病やダイエットにもつながる重要な要素となりうるのです。
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