マンションを購入しようと思った時、まずは頭金について考えるのではないでしょうか?
もちろん頭金を多く払えば多く払うほど、住宅ローンは少なく済むので返済は楽になります。
しかし、貯金の全額を頭金にしてしまうのは、余計なリスクを背負うことになります。
またマンション購入時に必要なお金は頭金だけではありません。
自分の貯蓄と収入、必要な初期費用を考慮しながら、頭金の金額を決めることがポイントとなります。
マンション購入時の頭金 初期費用とは?
マンションを購入する際に掛かる初期費用は、頭金とは別に用意しておく必要があります。
手付金、仲介手数料、不動産取得税などが必要で、これらは契約や登記した時点で全額支払わなければいけません。
金額は物件価格によって変動しますが、目安としては新築物件で物件価格の3~7%、中古では6~13%程度になります。
マンション購入時の頭金 貯蓄はどの位残しておくべき?
貯蓄の全てを頭金や初期費用として払ってしまうのは、危険です。
事故や病気で働けなくなってしまった場合など、万一の事態に使える貯蓄を残しておいた方が賢明です。
職場復帰できる、もしくはほかの家族が仕事を始めるまでに必要な住宅ローンの返済額と生活費を手元に残しておきましょう。
1年分の貯蓄を残すのが理想的ですが、それが難しい場合でも3カ月~半年程度はあった方がいいでしょう。
マンション購入時の頭金 頭金の割合
以前は頭金は物件価格の2割程度と言われていましたが、最近は住宅ローンが低金利になってきたことや、各家庭の経済状況もあり2割以下の人が多いようです。
平均値では1.5割程度の金額を頭金として設定している人が多いようですが、頭金ゼロでマンション購入をしている世帯も全体の20%となっています。
しかし頭金ゼロの場合には、当然リスクも高くなります。
住宅ローンが払えなくなると金融機関は担保としてそのマンションを売却しますが、売却価格が借入残高を下回った場合、マンションを手放した後も残った住宅ローンを支払わなくてはなりません。
頭金を払っていない場合、当然この借入残高が残ってしまうリスクは上がります。
まとめ
マンション購入の頭金の目安として、住宅購入費と想定している貯蓄からマンション購入時の初期費用と、緊急時の生活費半年分程度を差し引いた金額を頭金と設定します。
その頭金を全体の15%~20%程度と想定すると、購入できる物件価格が見えてきます。
その想定した物件価格を住宅ローンで組んだ場合の月々の返済額が、自分の収入に見合っているかも、もちろん重要なポイントです。
マンション購入の際には返済額をシュミレーションしながら、無理のない返済計画をたてるようにしましょう。
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