賃貸物件では、ちょっとした音漏れなどが、騒音トラブルに発展することがあります。
また、小さい子供がいる場合、足音や遊ぶ音がクレームにつながることも。
安心して過ごすことができるよう、できるだけ周囲の騒音や隣の部屋の音漏れなどの問題がない物件に住みたいものです。
そこで、騒音トラブルを避ける賃貸物件の選び方、音漏れや子供の足音などの防音対策について、詳しく解説していきたいと思います。
賃貸物件の騒音対策①:音漏れしやすい物件がどうかを確認
賃貸物件には、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造と、大まかに分けて3種類の建物構造であることが一般的です。
木造は音漏れしやすく、その次に鉄骨造、そして鉄筋コンクリート造の順で音漏れしにくい傾向にあります。
また、部屋の位置も騒音トラブルを考えるうえで重要。
角部屋になると、騒音トラブルのリスクは少なくなりますが家賃が高くなる傾向にあります。
また、内覧のときに賃貸物件の壁を叩いてみると、厚みを実感することができます。
壁が薄いと感じる音であれば、音漏れする可能性が高くなります。
気になる点があれば、賃貸物件の担当者に、防音対策の状況を聞いてみてください。
賃貸物件の騒音対策②:家具の配置で防音対策
できる限り確認はしたものの、実際に賃貸物件に住んでみてはじめて音漏れが判明することもあります。
そのような場合は、自分なりに防音対策をするしかありません。
いちばん手っ取り早いのが家具の配置を工夫すること。
基本的に音漏れは壁を伝って聞こえてくるものです。
そのためテレビのように音がでる家電はできるだけ壁から遠ざけます。
かわりに、タンスや本棚のような家具を壁沿いに配置。
これらは、生活のなかで出る音を吸収してくれる効果があるので、騒音対策として有効です。
賃貸物件の騒音対策③:子供がいる場合は床に気を配ろう
子供がいるご家庭では、床の騒音が階下に伝わりトラブルになることが多いようです。
どうしても子供は注意されても部屋のなかではしゃぎ回ってしまうものです。
小さいお子さん程、床の上をジャンプしたり、走り回ったりします。
おもちゃを床に落としたり、物を引きずり回すこともあります。
このような音を、下の階に住む住民が騒音と受け取ることがあります。
床にカーペットやラグなどを敷くことで防音しましょう。
子供がある程度さわいでも、足音や遊ぶ音が響きにくくなります。
まとめ
賃貸物件は、音漏れなどの問題があっても、カスタマイズできる範囲は限られています。
そのため、できるだけ騒音トラブルが発生しないような作りの賃貸物件を選ぶことが大切。
そのうえで、家具の配置やカーペット等を使って防音対策するとよいでしょう。
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