さまざまな事情で家を売却することになったとき、自分の家にどれくらいの価値がつくのか不動産会社に査定の依頼をしますよね。
でも、「中古住宅の査定方法や注意点が気になる!」「どんな点が評価されるの?」など不安に思う方もいるのではないでしょうか。
今回は、中古住宅の査定時の注意点や高く売るための方法を詳しくご紹介していきます。
中古住宅の査定時の注意点とは?
中古住宅の査定時の注意点は、いくつかあります。
①築年数
築年数は査定方法の中でも大きなポイントになっており、一般的に1年経過するごとに評価はどんどん下がっていきます。
築年数が古いと耐震性の面でもリスクが高まり、新耐震基準をクリアしていない物件は資産価値が下がる可能性もあります。
また、木造や鉄筋コンクリートなどの構造によって耐用年数が決まっており、築年数が耐用年数に近いほど査定額が下がるので注意が必要です。
②立地
眺めや風通し、日当たりのよい立地にある家は、同じ築年数でもより評価が高くなります。
なぜなら、日当たりや風通しのよい家は室内環境を向上させて湿気やカビなどを防ぐため、家も長持ちするし健康面でも優れているからです。
特に高台などで景観がよい家は付加価値がつき、高値で売却されやすいでしょう。
③周辺環境や近隣住民
駅やスーパー、病院などが近くにあると査定額が高くなりやすいです。
また、近隣住民とのトラブルや騒音問題などがあるとマイナス評価になってしまいます。
④間取り
一般的な3LDKや4LDKのシンプルな間取りが売却しやすく好まれます。
部屋数が多すぎたり、二世帯住宅用だったりすると売却しにくく評価が低いです。
⑤劣化具合
天井に雨漏りのシミがあったり、カビが発生していたりする場合は、査定前に改善しておいた方がいいでしょう。
あまりにもひどいと築年数が浅くても評価が一気に下がる可能性もあります。
上記がポイントになりますので、覚えておきましょう。
中古住宅の査定で高く売る方法をチェック!
中古住宅の査定で高く売る方法は、大切な役割である売買の仲介を担ってくれる不動産会社をきちんと見極めることです。
初めから一つに絞らず、いくつかの不動産会社と接してみることが大切になります。
担当者の人柄や実力、評価の根拠などを確認して、信頼できる不動産会社を探しましょう。
中には、契約をとりつけたいためにあえて高額査定をする会社もあるので注意が必要です。
また、類似物件の売却実績も確認しておくとより安心ですよ。
同じエリアの類似物件の販売実績が多ければ、あなたの住むエリアに強い不動産会社になりますね。
有名な会社より地域に根差した中小の不動産会社の方が、実績がいいこともあります。
大手だからとの理由だけで、不動産会社を決めてしまうことのないよう気をつけましょう。
まとめ
今回は中古住宅の査定時の注意点や高く売るための方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
査定の評価を上げるための注意点が、たくさんありましたね。
売却の手助けをしてもらう不動産会社を、見極めることも大切な要素になります。