賃貸アパートでは生活音が響きやすいため、騒音対策が非常に重要になります。
部屋の防音性を高めるとともに、自分の生活音をできるだけお隣さんや下の階の人に感じさせないようにすることが大切です。
この記事では、賃貸アパートでも簡単に防音効果をアップさせることができるグッズや家具の配置の工夫の仕方をご紹介します。
賃貸の防音対策1「壁・床編」
騒音対策として最も簡単な方法は、クッション性の高いマットやラグを床に敷くことです。
足音などの生活音を、階下に響くのを防ぐことができます。
厚手のものや、高反発・低反発の二層式マット、キルトやコルク素材のものだと防音効果が高いです。
クッションがヘタってくると防音効果も薄れてしまうため、定期的に買い替えるようにしましょう。
また、壁が薄くて隣の住民の生活音や声が気になる場合は、防音パネルや吸音材、遮音シートを貼ってみるのもおすすめです。
賃貸向けに、貼り付けるだけで簡単に設置できるタイプのものが販売されています。
材質や色もさまざまなものがありますので、自分の部屋の雰囲気や壁の色に合わせて選んでみましょう。
こういったグッズがすぐに手に入らない場合は、家にある段ボールを壁に貼りましょう。
段ボールは吸音効果が高いため、できるだけ厚みのあるものを選べば十分な防音効果が期待できますよ。
賃貸の防音対策2「家具の配置編」
家具の配置を工夫することで、防音効果を高めることができます。
一度、部屋のレイアウトを見直してみましょう。
お隣さんの部屋の壁側には、本棚や収納棚などの背が高い家具を設置するのがおすすめです。
物がたくさん入った棚は、遮音性が高くなるため、お隣の部屋からの音を聞こえにくくする効果があります。
ぴったりくっつけるのではなく、1~3cmほどの隙間をあけて空気の層を作るとより効果的です。
反対に、テレビやコンポなど、音が出る家電はお隣さんの部屋の壁側には置かないようにしましょう。
音は壁伝いに聞こえてくるため、できるだけ壁から音が響かないようにすることが大切です。
間取りの関係上やむを得ない場合は、できるだけ壁から離して設置しましょう。
賃貸アパートで防音対策をする上での注意点
賃貸のアパートやマンションは、退去時に原状復帰することが原則です。
シートやパネルなどの防音グッズを使う際、穴をあけたり壁紙をはがしたりといった施工を行ってしまうと、原状復帰が難しくなるかもしれません。
その場合は、事前に必ず賃貸の不動産管理会社や大家さんへ連絡・相談するようにしましょう。
まとめ
賃貸アパートなどの集合住宅では、ご近所さんとの距離が近い分、生活音による騒音はある程度はお互い様の部分はあります。
防音グッズの使用や家具のレイアウト変更など、音に関する対策を定期的に見直すことで、周囲への気遣いを忘れないようにし、日々の生活を快適に送れるようにしましょう。
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