一戸建ての購入を検討するなかで、多棟現場や多棟物件と呼ばれる住宅を目にすることがあるかと思います。
多棟現場にはどんな特徴やメリットがあるのでしょうか?
ここでは多棟現場とはどんな物件なのか、購入することでどんなメリットがあるのかをご紹介したいと思います。
メリットが多い?多棟現場に建てる一戸建ての特徴
多棟現場とは、一つの大きな区画内に複数の一戸建てを建てる現場のことです。
住宅の内覧に行くと、たくさんの一戸建てが建ち並ぶ現場に案内される場合も多いと思います。
多棟現場は一棟現場に比べて区画が整理されているため、街並みが綺麗なのが特徴です。
なかには前面道路や隣家との距離にゆとりがある現場もあり、建売でありがちな敷地の狭さを感じさせない現場も多いです。
多棟現場の一戸建てを購入するメリットとデメリットとは?
多棟現場の一戸建てにはメリットがある分、デメリットも存在します。
こちらでは、メリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
< メリット >
・価格が安い
多棟現場ではパワービルダーなどの建売会社が土地を一括で仕入れるため、それに比べて土地が狭い一棟現場とは違い、コストを大幅にダウンさせることが可能です。
土地だけでなく材料や設備なども同じように仕入れますので、建築費用を全体的に抑えることができるのです。
そのため、注文住宅と比べてリーズナブルな価格で販売されるのが多棟現場のメリットです。
・立地条件が良い
多棟現場は一棟現場よりも立地の良い場所に建てられることが多いです。
駅や買い物施設へ徒歩で行くことができるなど、生活の利便性を重視する方や立地条件を第一に考える方にもおすすめです。
・住民同士でのコミュニティを作れる
多棟現場は若い世代や初めて家を購入する方(住宅一時取得者層)向けに作られることが多いため、同じ家族構成や同年代のファミリーが集まりやすいのが特徴です。
必然的に子どもの年代も近くなりますので、親や子ども同士でのコミュニティが作りやすいのも多棟現場のメリットではないでしょうか。
〈 デメリット 〉
・同じような外観
多棟現場は同じ材料を使って複数の一戸建てを建築するため、外観にも統一性が生まれてしまうのがデメリットです。
外壁や屋根などのメンテナンス時期に、お手入れをしている家としていない家の差が大きく出てしまうのも多棟現場のデメリットといえるでしょう。
・間取りや仕様は選べない
多棟現場の一戸建ては万人受けするよう設計されていますので、間取りや内装がありきたりになりがちです。
仕様を選べないという点も多棟現場のデメリットになります。
まとめ
多棟現場とはどういう一戸建てなのか、メリット・デメリットについてご紹介いたしました。
メリットが多い反面デメリットもある多棟現場ですが、近年はデザイン性が重視された注文住宅のような物件も多く販売されています。
皆様もメリット・デメリットを良く知ったうえで、予算や理想に合ったマイホームを手に入れましょう。
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